Cobu26の日記

あまのじゃく大工さんの素直なきもちをつらつらとつづってみます。

贅沢とは 

建具屋の86歳のオヤジさんが「紺屋の白袴」知ってるかっ?って何度も言ってくるのでその言葉すっかり覚えてしまった。

染め屋さんが自分のには無頓着で白いのを履いてるという意味で医者の無養生と同義語なのだが何を隠そう大工の私も念願だった自分の家を建てる夢がどういう訳かどうでもよくなってしまい

人の家を直したり、買う相談乗ったり。

そんなありさま…。

そんな中で未だにずーっと慣れないのが大量のゴミを出す事と使える物を解体する事。

ゴミではなく、使わなくなっただけの物

物とそれを欲しい人をなんとかマッチング出来ないものかと永年考えている

社会に本音のSDGsはあり得るのか?

 

つまり感謝すべき本質的贅沢な事はそこに下水道が繋がって、電源が来ていて水道が来ている事、公園の水道から飲める水が出る事だとおもえる。そんな感覚が現代には欠けてしまっている

のだが…どうだろうか?

もしも、高級なキッチンを山のてっぺんに持って行っても使えないのだ。

 

スンポクン説明書

スンポクンの説明書下書き中。

折角職人が発明したのだからユーモアも入れたい(^ω^)v

 

 

大工道具マルノコガイド定規「スンポくん」は

角材の長さををシンプルに切断する画期的な道

具です。

従来の、「測る。えんぴつで墨を付ける。ガイド定規をあてる。切る。」の動作を

「測る。切る。」にスマート化!費用対効果に一役買います!

●説明書を良く読み特に短い材料のカットの際は必ず推奨の使い方で安全に使用して下さい。

また、改造などはおやめください。

●ある程度コツを掴むと更に作業がスムーズ且つ時短になってきますので、最初はゆっくり確実に正確

に作業する様心掛けてみて下さい。

●長めに引き出しスチールテープが勢いよく戻る際、手を添え

ると先端爪部分劣化を防ぎ長持ちします。

●スンポクンを使用する事で仕事がサクサク進

み、もし早めに終わってしまったら。パチンコ

等もしくは飲みに行って下さい。そこを仕事をしたら元も子も有りません。

細かい事が好き

とにかく細かいことを、やるたら落ち着く性質が私にはあるらしい。

消しゴムハンコとかステンシルアート。f:id:Cobu26:20220918000150j:imagef:id:Cobu26:20220918001109j:imagef:id:Cobu26:20220918001356j:image

細かい切り絵をやるアーティストとかも同じだ

と思う。只々無心にカッターで切ってゆく。い

い塩梅で神経が集中するのが心地よい。

の連続で、気がつけば作品が完成しているとい

うシステムなので、気がつけば日の目を見る事のなさそうな作品のストックが沢山^_^

 

孔子の言葉にもあるように。

知る人は好きな人に

好きな人は楽しむ人に勝てない。

 

私の場合は仕事や競技で無いの

でそこに勝敗や評価は今ないのだけれど、

コレが職業だとしたら理想的なのだが。それは

それで、大変か…。

マイチャリ

チャリを始めた…

始めたと言うくらいなので勿論ママチャリでは

無い。

今年の4月から借り始めた作業場へ通うのに

おもいのほか燃料を使うのと、健康の為に前か

ら気になっていたのが後押しして

長年の「ちょっといーチャリ買って見よーか

な?案件」にやっと終止符が打たれた。

 

先ず買った感想。「最高!」

…というとその前の月に退会したジ

ムの「三日坊主フラグ」が立ちそうなので

やめとくがちょっと言わないと終わっちゃうので…

サイクルアサヒのお兄ちゃんにアレコレ教えて

貰って、背伸びしてロードバイクにしたんだけど。

たしかに長距離が楽…

始めたてなので筋肉が未だついてないからそり

ゃ肩とか後でクるけど、無理して無い運動って

言うのか、いい感じ。

 

奇遇な事に作業場をシェアしているクロス屋さ

んが昔はガチで自転車やっていて、新潟とか迄

行った事がある強者だった事が判明してそっち

でも盛り上がりつつありそうな^_^

ドリンクホルダーとか色々カスタムす

るのも安価で出来て楽しい

お恥ずかしいが往復20キロ強圏内をウロチョ

ロ。が現状で、且つギリ…

慣れて範囲を広げて

通勤だけじゃなく

都心から小田原くらいまで行くのが目下の夢。

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矛盾

どうも矛盾に敏感できになってモヤモヤずっと考えてしまうのは私だけか?

例えば。梅雨。

空梅雨だと、水不足で困った。

ずーっと雨だとジメジメして憂鬱。

じゃあ、梅雨時の丁度良い状態はどんな天気なのよ?とか、

人身事故がしょっちゅうあるのにもかかわらず

混雑したホームに電車が人スレスレでガーっと

入ってくるのを皆んな平気な事とか(笑)

スポーツで言えば野球。バッター以外はベンチ

で応援とかピッチャーと外野の運動量が圧倒的

に偏っているスポーツなのが、小学生の頃から

ずーっと「何で??」ってなっている。

 

でもその疑問ものちに改善されたりするのであ

ながち的外れな訳でも無いところがまたモヤモ

ヤを増してしまうのです。

駅の件はメトロとかドア最近作ってるし

発見したときに「え、、今更⁉️」って思わずつぶやいてしまった。。

昔野球のユニフォームが複雑でストッキングと

靴下二重なのとか「何で??」てのも今のユニ

フォームはシンプルになってるらしい。

それはもう挙げ出したらキリが無くて

何でもかんでも多数決で決める事とか。多様化

した現代の答えって少数派の中にある場合多く

無い??)

いつまでたっても毎シーズンに選挙カーがスピ

ーカーで大音量、遅くまで選挙活動するのと

か。(昔の右翼とやってる事何が違うの?)

 

なんなら、女性専用車両とか裁判員裁判も「蒲焼さん太郎」のネーミングぐらい意味わから〜ん^_^

 

矛盾モヤモヤモヤ〜〜♪

DIY精神

「Do it yourself.」のDIYって言葉。

日本ではなんだか

素人が自分で大工さんやる!みたい感じを連想

して

ホームセンターが作った言葉みたいな認識があ

りますよね

 

実はホントは歴史のある深いお言葉なのです…

ただの自給自足ともちょっと違う。「地球とい

う星でどうサバイブするか」という壮大な精

神。

 

1960初頭´ヒッピー文化、パーマカルチャーと

いう考え方が流行。アップルコンピュータ

DIYの道具として生まれ

創始者のスティージョブズがヒッピーだった

ことは余りにも有名な話。

おっとっと理屈っぽいお話は興味のある人だけ

ググってもらうとしてw

何が言いたいかというとだだ「自分の事は自分

でやる」という事なのです

例えば日本で家を建てるとしたら日本の普通は

ハウスメーカー工務店に頼みますよね?

見積もりとか取って、予算と相談したりしてか

ら融資を受けて。そして、メンテナンスフリー

が常識で、もし修理が必要になったら業社に連絡して来てもらう。 みたいな。

では、今から30年以内に首都圏に大地震が来る

確率は70%って発表されていて、もし大地震

来て大切な建物全てがぐしゃぐしゃになってしま

ったら当面どうするか?

女性はどうやってトイレをすればいいのか?

そんな事はあり得ない…ですか?

そんな究極言われたってってなりますよね。

でも、状況を考えると自分の為に

家は財産なので、、ちょっとだけでも興味を持

つべきです。

何構造なのかそれはどんな特徴のものか?白蟻

や雨や結露は大丈夫?建蔽率とか資産価値etc挙

げだしてらキリが無くなんだか気が滅入ってき

ちゃいますね^_^

 

さてそこで、すこし発想を変えてみましょう。

例えば

運良く田舎にちいさな良さげな別荘を見つけそ

れを頑張って手に入れたとしますね

安かったのであちこち痛んでいます、「自分で

直してみようかなぁと。内装はYouTubeで教わ

りながらとかどうとでもいくらでも時間かけて

好きにやればいいので、出来そうですが、日本

には「地震」があるので、構造(骨組みや耐

震、耐火、断熱など)は中々そうはいかない。

あと水と電気。大事な「設備」ですね。

でも。

出来ちゃいます。 基本的には。

今は全部できます。やる気があれば、方法は全

て手に入る。20年前はそうでは無かった。答え

は本の中にしか無かったしプロにやり方を聞く

などご法度でした、材料だって今みたいにホー

ムセンターでなんでも安く買える時代ではなか

ったのです。

勿論。電気は電気工事士の免許と実務経験がマ

ストだし建築基準法に乗っ取って建てなければ

いけないのでそれはまた別の話ですね。

 

日本家屋の基本は柱と梁と筋交です。家具も一

緒。側板、天板、地板と背板(これが筋交)

ツーバイフォーはアメリカでやヨーロッパで主

流で「箱」の建築です。ハリケーン対策なので

壁で構成されていてとにかく頑丈。

 

あ、その前に自然のエネルギーのお話を少々、

本当に大きな地震かま来たら木造だろうが鉄筋だ

ろうが、ぜーんぶ壊れます。めちゃめちゃに。

火事や洪水が永遠になくなる事も無さそうです

よね?

じゃあどうするか。リアルには「どう逃げ出す

か」が、焦点なのです。コレが大事でコレを勘

違いしているひとが多い、何を隠そうプロの私

もずっと勘違いしてまして、ガッチガチにすらばいいと簡単に考えてましたが、それは在来建築の概念き反するもので、やはりある程度の

「免震」が大事。

ガッチガチのシェルターみたいなお家はぜーん

ぶエネルギーが中に伝わるので、箱の中で潰れ

ているケーキさながら家の中もめちゃくちゃに

なりますし、箪笥とか飛んで来る状態。

古い家を耐震工事とか「いかに建物を捻って壊

して折り重なった材木の間をにげるか!」コレ

がリアルないまの災害の考え方。

結論から言うとガチの震災で家を守る事は力が

凄すぎちゃって人間には出来ないんです。出来

なかったと結論付けても良い。

そこまで自然の力はデッカい。。

究極。地震で壊れた家を見に行って次に活かす

しかない。淘汰の連続でしか手に入らない、あ

る程度しか数学では出来ない領域があるのです

ね。

しかしながら、人間には「知恵がある」!

それらを踏まえて。のDIY精神を是非若い子達

にも伝えられたら素晴らしい!

 

大工になるのは下請けやってお金を稼ぐ為だけ

じゃ無く、自分の棲家をこしらえてしつらえる

事。

 

世の中にはゴミと称して使える材料たちがどん

どん捨てられています。例えば解体した材木は

釘を始末して下地につかえるし、なんなら現場

の横移動よりも捨てた方が早いという理由だけ

で新品のたるきをバンドしたまんまぶった斬っ

て捨てている現状が普通に在る。

某大手ハウスメーカーさん。あれはさすがにい

くらなんでも酷くない??完全アウトでしょ。

その本音とたてまえを大人は子供達にどう説明

するの?全然SDG'sじゃ無いよね。

 

100年持つ家を建てるのもいいですが、そもそ

も土地は人間が売買しているが、地球の一部で

自然から借りている物。

下水も水道もインフラが全部無くて今住んでい

る場所がただの森だったら?

どうサバイブするかなぁってたまに想像してみ

るのも大事ではないでしょうか。

 

そのうち、感覚として、綺麗な大理石トップの

キッチンよりもそれが下水に繋がって汚水処理

場に行き、オマケに飲める水が家に来ている日

本の上水のシステム。の方が凄いっ…‼︎

ありがたすぎる…

って思えたなるばしめたもの。

ワクワクが止まらなくなる筈。

レッツ。DIY!!

 

 

道具の話

ここ10年程で大工道具も目まぐるしく進化して

電動工具は殆ど充電式のコードレスといわれる

ものになってしまいましたね。

充電式の物は前からあったけど短時間しか持たなくて余り普及しなかったな。

現場でマルノコのコードとエアホースとか

ぐちゃぐちゃに絡まってイラつく事も今では少なくなりましたよね^_^

Bluetooth無線連動とかレーザーの自動追尾受光器とかまるでSFのような、日進月歩が早過ぎて少し怖くもある今日この頃です。

ほうき、チリトリとか手ノコみたいなアナログな道具も同様に無くてはならない大事なもの

脚立忘れたり、カッターナイフが無かったり

すると地味にめっちゃ不便ですからね(笑)

 

先日、充電式のブロアを三尺の脚立の上に置いていて落としました。

キレーイに持ち手の根本からポッキリ折れてスイッチの配線だけ繋がっている状態に、、

横着した自分に「第三者親方目線」でイラつき

側が折れただけなので、スイッチを押せば動くし買い換えるのも癪だしなぁ〜。しかし結構使用頻度高い道具。、

ヤケなのが手伝って感覚的に逆さに付けてみたらまたコレがうまく収まるので「いーや逆さにつけちゃえ」ってなってウレタンボンドと絶縁テープで固定して数日放置しました。のがコレ

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自然発生のしょーもないアイデア

知り合いの大工さんに見せたら皆んな笑ってく

れて、オマケにあらゆる方向に吹けて若干使い

易くなってる(笑)

 

目から鱗みたいなコメントいただけて自己満足!V